【教えてレシピ】キノコから出る旨味&出汁を活用したお手軽メニュー
2021.09.01
1年中スーパーにも並び、手に入りやすい食材でもあるキノコですが、実は秋からさらに美味しくなる旬を迎えます。今回はそんなキノコたちを主役にした、美味しくて簡単にできるメニューをご紹介します。
ヘルシー食材の代表、キノコ
種類豊富なキノコ類。しめじ、舞茸、えのき、しいたけ、エリンギなど、それぞれの食感や風味があり、様々なお料理に使いやすい食材です。例えばしめじは100gあたり約18キロカロリーと低カロリーですが、食物繊維が豊富でビタミンDなどのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラルも豊富に含みますので、とても優秀な食材なのです。ダイエット時はもちろん、普段から積極的に食べたいのがキノコ類です。またグアニル酸という旨味成分が多く含まれていますので、キノコをいれるとお料理の旨味が増すのも嬉しいポイントです。
出汁は双方の旨味のみ!「キノコと手羽先のスープ」
<材料>
舞茸 … 1株
えのき … 1/2株
しいたけ … 4個
手羽先 … 4本
紹興酒 … 大さじ1
塩 … 2つまみ
薄口醤油 … 小さじ1
ショウガ … 1片
白髪ネギ … 適量
<作り方>
①手羽先に少しだけ切り目をいれておく。
②手羽先を鍋にいれ、ヒタヒタになるくらいまで水、紹興酒を加える。その上から食べやすい大きさにカット&ほぐしたキノコ類をいれる。
③沸騰したらアクをとる。
④ショウガをすりおろしながら入れ、塩、薄口醤油で味を整える。
⑤器に盛り、白髪ネギを添えたら完成!
手羽先とキノコの旨味だけで十分美味しいスープ。キノコから水分が出るので、水はヒタヒタくらい、少なめを意識するとGOODです。最後にショウガを入れることで、ショウガの香りが爽やかに残り、食べた時のアクセントにもなりますよ。
ふんわり卵で「キノコのフリッタータ」
<材料>
エリンギ … 2本
しめじ … 1株
舞茸 … 1株
米油 … 大さじ5
卵 … 8個
塩 … 適量
コショウ … 適量
<作り方>
①キノコ類を食べやすい大きさにほぐしたり、カットしておく。
②フライパンに米油大さじ2をひき、キノコ類に焼き目をつけていく。だいたい焼けたら塩コショウを振っておく。
③キノコを一旦取り出し、大さじ3の米油をひきなおし、塩コショウをいれた溶き卵を一気に流し込む。
④先ほど取り出したキノコを卵の上に広げて、ごく弱火で蓋をして15分程度蒸し焼きにする。
⑤卵がだいたい固まってきたら出来上がり!
キノコを炒める時は、あまりかき混ぜないように、焼き目をしっかりとつけたほうが香ばしく風味が豊かになります。ごく弱火で蒸し焼きにすることでふんわりと卵が膨らんできます。大人数での食事の時にも映える一品。包丁で人数分にカットしてサーブしてくださいね。
ほとんど包丁も使わず、洗わず、手でほぐすだけで使えるキノコ。いろんなキノコを組み合わせてメインディッシュになる一品を作ってみませんか?
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