【教えてレシピ】肉厚で風味豊かなアトランティックサーモンを、食卓にいかが?
2021.07.19
生で食べても、グリルにしてもどんな調理法にもマッチする万能食材サーモン。お弁当のおかずにしたり、毎日の食卓でも大活躍しているのではないでしょうか?お子さんが「サーモン大好き!」という方も多いですよね。そんなサーモンの中から、今回は『アトランティックサーモン』を使ったレシピをご紹介します。
アトランティックサーモンとは?
北大西洋海域に多く生息している鮭の一種で、ノルウェーではたくさん養殖されています。鮭の中では大きめで全長90センチ〜110センチほどもあるのが平均的と言われており、部位に関わらず脂がしっかりのっているため、火を通してもパサパサにならないのが特徴。鮮やかなサーモンピンクにキレイな脂の筋が入っているのが新鮮な証です。フジ店頭でもたくさんならぶアトランティックサーモンは、価格が安定していて手頃なので、手に取りやすいのがうれしいですね。今回はこのアトランティックサーモンを使ったメニューを、料理家さやかさんに教えてもらいました。
スタミナ満点!夏にぴったり「サーモンの漬け丼」
<材料>
アトランティックサーモン(生食用) … 150g
昆布 … 1枚(10センチ四方程度)
醤油 … 100cc
みりん … 大さじ2
長芋 … 150g
キュウリ … 1本
ミョウガ … 2個
大葉 … 5枚
ごはん … どんぶり1杯
塩 … 適量
鰹節 … 適量
<作り方>
①ボウルに昆布、醤油、みりんを入れ30分程度置いておく。昆布の出汁が出たら、食べやすいサイズにカットしたサーモンを入れて漬け込む。
②キュウリを薄い輪切りにし塩を振り揉んでおく。
③ミョウガは輪切りに、大葉も千切りにカット。長芋は皮をむきすりおろす。
④温かいご飯の上に長芋をかけ、サーモンを並べてから、サーモンを漬けておいたタレをサーモンに回しかける。
⑤その上から絞ったキュウリ、ミョウガ、大葉を乗せる。鰹節をトッピングしたら完成!
漬けにして旨味が凝縮したアトランティックサーモンと長芋の相性は最高!温かいごはんに乗せて食べるので、ほんのりとサーモンの脂も溶け出してきます。キュウリやミョウガの食感、大葉の爽やかな風味が合わさって、あまり食欲がないかも・・・という日でも、するすると食べられてしまう美味しさです。サーモンはあまり長く漬けると固くなってしまうので、15分程度味を染み込ませるのでOKですよ。
甘酸っぱいソースがさわやか「レモンクリームソースカツレツ」
<材料>
アトランティックサーモン(生食用) … 150g
卵 … 1個
小麦粉 … 適量
パン粉 … 適量
タマネギ … 1/2個
オリーブオイル … 大さじ2
バター … 20g
生クリーム … 300cc
コンソメ … 小さじ1/2
レモン … 2切
サフラン … 少々
塩 … 適量
コショウ … 適量
<作り方>
①サーモンに塩とコショウを振っておく。
②小麦粉→溶き卵→小麦粉→溶き卵→パン粉の順番で衣を付ける。
③玉ねぎをみじん切りにし、小麦粉を大さじ1程度振り全体になじませておく。
④フライパンにオリーブオイル、バターを入れ、小麦粉を絡めた玉ねぎを炒めていく。
⑤玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、生クリーム、レモン2切を加え焦げないようにかき混ぜる。全体にとろみがついてきたら、コンソメ、サフラン、塩ひとつまみを加える。
⑥フライパンに鮭が半分くらい浸かる程度の油を入れ、180度で揚げる。パン粉がきつね色になったら取り出し、ソースと盛り付けたら出来上がり!
レモンとサフランが爽やかに香る、レモンクリームソースがさっぱり。サーモンは完全に中まで火が通っていないほうが、ジューシーに仕上がります。お皿にソースを広げてから、カツレツを乗せると最後までサクサク感を味わえますよ。またあらかじめ玉ねぎに小麦粉をまぶしておくと、ダマになりにくくソースにとろみが付きます。
ぜひこの機会に、アトランティックサーモンを美味しく食べてみてくださいね。
お求めはフジ・フジグランの鮮魚コーナーでどうぞ。
※一部取り扱いのない店舗がございます。