2017年に創業50周年の節目を迎えた私たちフジは、これまで地域の人々のくらしに貢献することを目指してまいりました。くらしに必要なものを提供し、くらしの質を高めることを提案することで、人々のくらしが豊かになり、私たちの事業も成り立ちます。
この『くらしを支え、くらしに支えられる』という関係は、かけがえのない財産であると同時に、創業から変わらない目標でもあります。だからこそ私たちフジは、これからも地域の人々のくらしに寄り添い、ともに歩みながら、この先の未来をきり拓いてまいります。
店は地域の人々のためにあります。それぞれの地域にはそれぞれの特徴があり、人々が必要とするものも少しずつ異なります。
私たちが店づくりで大切にしているのは、お客様のくらしをしっかり見つめ、お客様のちょっと先のくらしを提案すること。そして、お客様とのコミュニケーションを通じて商品やサービスにさらに磨きをかけること。この繰り返しによって、お客様のくらしがより豊かになる提案を実践し続けていきます。
私たちフジは、店舗は単に商品を売り買いするだけではなく、コミュニケーションの場でもありたいと考えています。お客様と社員、お客様同士など、人と人が出会い、交流する場を提供し、新たなコミュニケーションを創出する。
人とつながり、自然に笑顔になれる。私たちは、そんなあたたかい場所になりたいと願っています。
私たちも地域にくらす生活者の一人です。商品の手触りや匂い、実際の使い心地などについて社員自体が体感し、価値を知り、それらを「店」という舞台で表現していくことで、お客様との価値の共有や共感から新しいニーズをくみ取り、そこから新たな価値を創造しながら、情報はもとより、驚きや感動を提供していきたいと考えます。地域の人々に「ここにフジがあってよかった」と感じていただける、そんな店づくりをこれからも続けてまいります。
創業当時、「地域の人々のくらしに貢献する」ことを標榜し事業を始めた創業者の想いは、今も変わらず受け継がれており、これから先も変わることはありません。一方で、店舗や商品・サービス、組織などは、時代とともに柔軟に変えていくことが求められます。変えてはならぬもの、変えなくてはならぬものをしっかりと見極め、地域の人々の「くらしという文化」を創造しながら、私たちフジはこれからも一歩ずつ着実に、未来に向かって歩んでまいります。