【教えてレシピ】栄養たっぷり!切り干し大根活用術
2023.11.03
大根をカットして干した切り干し大根。和食で使うことが多く、家庭料理として人気の食材です。積極的に摂りたい豊富な栄養価だけでなく、実は手軽さも万能な食材。煮物以外の活用法もたくさんあります。そこで今回は切り干し大根を使ったレシピをご紹介!
美味しいだけじゃない、切り干し大根の栄養価
ほんのり太陽の香りがする切り干し大根。生の大根で食べるのもいいですが、干すことによってカルシウムやビタミン、鉄分、マグネシウムなどの栄養素がより豊富に含まれるんです。また食物繊維も豊富なので、便秘がちな人は積極的に取りたい食材です。
さっと和えるだけで「切り干し大根の彩りサラダ」
<材料>
切り干し大根 … 1袋
ニンジン … 1/2本
キュウリ … 1本
赤タマネギ … 1/2個
ツナ … 1缶
ゴマ油 … 小さじ1
塩昆布 … 20g
ゴマ … 適量
<作り方>
①切り干し大根は水に10分ほど漬けて戻しておく。キュウリとニンジンは千切りにし、小さじ1程度の塩(分量外)をふって10分ほど置いておく。赤タマネギは千切りにしておく。
②①をしっかりと水気を切り、ボウルで混ぜ合わせる。
③塩昆布とツナを混ぜ合わせ、最後にゴマ油を加える。ゴマをふりかけたら完成。
歯応えのある切り干し大根の食感と、生野菜のシャキシャキとした食感が楽しめる彩りサラダ。味付けがシンプルでも十分美味しくなるので、もう1品欲しい時や野菜を食べたい時にもぴったり。手で混ぜたほうが、全体にしっかり味がなじみます。
お弁当にもぴったり「切り干し大根の豚バラ巻き」
<材料>
切り干し大根 … 1袋
豚バラ … 300g
青梗菜 … 1束
塩コショウ … 適量
薄力粉 … 適量
酒 … 大さじ1
みりん … 大さじ2
砂糖 … 小さじ2
醤油 … 大さじ2
<作り方>
①切り干し大根を水で戻しておく。
②豚バラを広げて、塩コショウで下味をつける。①をしっかり絞り、一口サイズの団子状に丸めてから豚バラで巻いていく。
③全体に薄く薄力粉をふる。
④フライパンに巻いた豚バラを並べて、全体に焼き色をつけておく。8割ほど焼けたら、空いたスペースで青梗菜にも火を通しておく。
⑤豚バラが焼けたら、酒、みりん、砂糖、醤油を加えて全体に絡めたら完成。
甘辛い味付けがあとを引く豚バラ巻き。豚の旨みを切り干し大根が受け止めているので、食べるととてもジューシー感が味わえます。ご飯との相性も抜群で、お弁当のおかずにもどうぞ。
野菜たっぷり「切り干し大根のラタトゥイユ」
<材料>
切り干し大根 … 1/2袋
タマネギ … 1個(小)
ナス … 1本
甘長ししとう … 3本
舞茸 … 1パック
カボチャ … 1/8個
手羽元 … 5本
トマト缶 … 1個
水 … 400ml
酒 … 大さじ1
塩・コショウ … 適量
オリーブオイル … 大さじ3
塩 … 小さじ1
コンソメ … 大さじ1
<作り方>
①タマネギは大きめのさいの目切りに、甘長ししとうは乱切り、カボチャは1センチくらいの厚みの食べやすい大きさにカットし、電子レンジ600wで3分程度加熱して火を通しておく。ナスは乱切りにし、塩水(分量外)に漬けておく。
②手羽元には酒大さじ1を振りかけて軽く揉んでから、キッチンペーパーで水分を拭き取り、塩コショウで下味をつける。
③切り干し大根はさっと洗い水気を切っておく。
④フライパンにオリーブオイルをひき、②の皮目から焼き色をつけたら一旦取り出す。
⑤同じフライパンでタマネギ、ナス、舞茸の順番で入れ、軽く小さじ1の塩を入れる。トマト缶、水400ml、コンソメを加え、切り干し大根も入れる。④で取り出しておいた手羽元を戻して、全体に火が通るまで煮込む。
⑥カボチャ、甘長ししとうを加え、全体を塩コショウで味を整えたら完成。
サッと煮込むだけでできる、ラタトゥイユ。切り干し大根はもちろん、それぞれ野菜の美味しさが濃厚に味わえます。鶏に焼き色をつけておくことで、香りと食べ応えも十分。メインディッシュになる一品です。
切り干し大根の美味しさ、再発見!
生でも、炒めても、煮込んでも美味しい、いろんな料理に使える切り干し大根。調理法で食感も変わるので、好きな食べ方を探求してみるのも楽しいかもしれませんね。常温で置いておける手軽さも嬉しい、常備にぴったりの食材です。
◆ベストプラネット 匠庵 宮崎産切干大根 60g
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