【教えてレシピ】山菜を使ってささっと一品。旬の味を楽しむ簡単レシピ!
2023.03.11
春の訪れを告げる山菜。ちょっぴり苦味があって、アク抜きをしたり取り扱いが難しいと、使う前から敬遠している人も多いのではないでしょうか?けれど上手に使えば、一品増やせて食卓の季節感もぐっと増します。
天ぷらが代表レシピですが、今回は手軽にできる”山菜レシピ” をご紹介します。
自然環境で自生するものが「山菜」と呼ばれていた
山菜はさまざまな場所で自生しており、全国で食べられるものだと300種程度があると言われています。収穫量があまり多くなく、出回る季節が限られていましたが、最近では人の手によって栽培されているものもあります。山うどや、ふきのとう、こごみ、タラの芽などが馴染み深い種類ですよね。
根強い人気の「タラの芽」
2月から店頭に並び始めるタラの芽は、別名「山菜の王様」と呼ばれるくらい人気の山菜。比較的長い期間食べられる種類でもあります。タンパク質とビタミンが豊富で、ころんと小ぶりですが栄養価はとても高いです。
苦味がクセになる『タラの芽のマリネ ミモザ風』
<材料>
タラの芽 … 150g
卵 … 1個
酢 … 大さじ1/2
塩 … ひとつまみ
オリーブオイル … 大さじ1
ブラックペッパー … 適量
【作り方】
①タラの芽の黒い部分、固い根本の部分を取っておく。卵は茹でる。
②分量外の塩を入れた熱湯で1分茹で、ザルにとっておく。
③酢、塩、オリーブオイルを入れ、塩が全体に混ざるまで混ぜる。
④細かくした茹で卵をかけ、ブラックペッパーをかけたら完成!
酢で和えることで苦味がマイルドになりさっぱりと食べられます。卵は包丁でみじん切りにしてもいいですが、ザルなどで濾すと簡単に細かくできますよ。ミモザ風の細かなゆで卵が華やか、かつ春の装いです。
シャキシャキ食感の「山うど」
漢字にすると「独活」となかなか初見では読めない難しさと力強さがあります。光に当てずに育てると白っぽく、当たると緑色になります。全体が食べられる食材で、クロロゲン酸という抗酸化物質やアスパラギン酸、カリウムなど体に良い成分が豊富に含まれています。
下ごしらえいらず『山うどのきんぴら』
<材料>
山うど … 1本
ゴマ油 … 大さじ1
ラー油 … 少々
酒 … 小さじ1
砂糖 … 小さじ1
薄口醤油 … 大さじ1
いりゴマ … 大さじ1
【作り方】
①山うどの皮を軽くピーラーなどで剥き、茎に対して斜めにカットしておく。
②フライパンにゴマ油とラー油を入れ、①の全体に油がなじんだら、酒、砂糖、醤油を入れる。
③最後にいりゴマを入れたら出来上がり!
強火でサッと炒めて、甘辛いタレが山うどの甘みを引き出します。お子さんでも食べられますので、お弁当のおかずとしても◎。繊維に対して斜めにカットをすることで、歯応えがすごく良くなりますので、試してみてください。
普段のお野菜と同じ感覚で使える春の味覚”山菜レシピ”をぜひお試しあれ!
――――――――――――
お求めはフジ・フジグランの各店でどうぞ。
※一部取り扱いのない店舗がございます。
――――――――――――