【教えてレシピ】冬を代表するお魚ブリは、脂ののった今こそ食べどき!

2022.01.01

【教えてレシピ】冬を代表するお魚ブリは、脂ののった今こそ食べどき!

ブリがもっとも美味しくなる旬は、12月から3月にかけての冬の時期。美味しいのはもちろん、この時期は栄養価もぐんとアップするので、積極的に食べたい食材のひとつです。生でも、焼いたり、煮たりとどんな調理法でも美味しく食べられるのも魅力のひとつですよね。
今回はそんなブリのレシピをご紹介します!

フジオリジナルの養殖ブリ「愛の瀬 鰤」

成長段階に合わせ、いくつも名前を持つ代表的な出世魚。体長70センチ以上に成長したものをブリと呼びます。愛媛県で養殖に力を入れている馴染み深い魚でもありますよね。フジの「愛の瀬 鰤」は、提携した生産者が大切に育てた、安心安全のオリジナルブランドです。脂がのってくる冬は、さらに栄養価が高くEPAやDHA、ビタミンEが豊富に。生活習慣病予防のためにも食べたい食材です。お刺身や、塩焼きなど定番の調理法になりやすいブリの、簡単で新鮮なレシピを料理家・さやか先生に教えていただきました。

このひと手間で魚の匂いとバイバイする「霜降り」

調理を始める前にまず覚えておきたいのが「霜降り」。お料理に使う大きさにカットし、塩を多めにふってなじませたら、90℃くらいのお湯をたっぷりとかけます。表面が白くなったら、少し水を加えて温度を下げます。手がつけられるくらいの温度になったら、残っていた鱗や余分な血をキレイに洗い流します。血合いが多い魚独特の、お魚の匂いが苦手…という方も、このひと手間でほとんど気にならなくなりますよ。

カリッふわの食感がいい「ブリの竜田揚げ」

<材料>

ブリ … 300g

片栗粉 … 適量

塩 … 適量

コショウ … 適量

パクチー … 適量

●薬味だれ

ネギ … 10センチ

ショウガ … 1片

にんにく … 0.5片

ごま油 … 大さじ1.5

酒 … 小さじ1

砂糖 … 大さじ1

醤油 … 大さじ2

酢 … 大さじ1

水 … 大さじ1

【作り方】

①ブリは1センチ幅にカットし、塩をふり熱湯をかけて霜降りをし、ウロコが残っていたらきれいに取っておく。

②ブリに塩コショウをし、片栗粉をまぶしたら5分ほど置いてなじませる。

③ネギ、ショウガ、にんにくをみじん切りにする。

④③にごま油、酒、砂糖、醤油、酢、水を入れて混ぜる。

⑤ブリを180℃の油で軽く色がつくまで揚げる。

⑥揚げたブリに薬味ソースをかけてパクチーを添えたら完成!

皮ごと調理することでブリの食感と香りが良くなります。薬味はたっぷりかけると美味しいですよ。辛いのが好きな人は、薬味ソースに唐辛子を入れても◎。パクチーが苦手な人はネギで代用しても。お魚が苦手な人でも、バクバクと食べられる一品です。

黄金の組み合わせ!「ブリと大根の炊き込みごはん」

<材料>

ブリ … 300g

大根 … 200g

お米 … 3合

ショウガ … 1片(大きめ)

出汁 … 500ml

みりん … 大さじ2

酒 … 大さじ1

醤油 … 大さじ2.5

山椒 … 適量

【作り方】

①大根は厚さ5mmのイチョウ切りに。ショウガは千切りにしておく。

②ブリに塩をふり熱湯をかけて霜降りをし、ウロコが残っていたらきれいに取っておく。

③洗ったお米に大根、ブリ、ショウガを入れ、出汁、みりん、酒、醤油をいれ通常通り炊いたら出来上がり!

ブリといえばやっぱり大根。食材同士がお互いの旨みを吸収し、そして美味しさを相乗効果で引き出してくれます。この時期の大根は水分を多く含むので、水の量はほんの少しだけ少なめに。ショウガは分量よりも多めが美味しく炊きあがりますよ。仕上げに山椒を振るとより風味豊かになります。

旬のものが美味しくなるのには、実は理由がありました。いつも以上に栄養価が高くて体に嬉しいブリを冬の食卓に取り入れて、元気にこの冬も楽しみましょう。

お求めはフジ・フジグランの各店でどうぞ。
※一部取り扱いのない店舗がございます。
※「愛の瀬 鰤」の品揃えは入荷状況に応じて変更になります。ご了承ください。