【教えてレシピ】みかんの季節到来!お料理にもみかんを使ってみよう

2021.12.03

【教えてレシピ】みかんの季節到来!お料理にもみかんを使ってみよう

冬の楽しみのひとつ、みかんの季節がやってきました。柑橘王国である愛媛県では様々な種類の柑橘がとれますが、中でも手軽に食べられる温州みかんは、子どもから大人まで大好きという人が多いですよね。
そのままでも美味しいみかんを、今回はお料理に使ってみました!

蜜のように甘い柑橘、みかん

読んで字のごとく、完熟してあま〜くなったみかんは、口にいれた瞬間に果汁が溢れて幸せな気持ちになれますよね。一般的にみかんというと温州みかんを指すことが多く、手で簡単に剥け、中の袋も薄いので手軽さからも愛されています。例年10月からは極早生や早生みかんが出荷され、11月から本格的に出荷量が増えてきます。ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれていて、寒い季節の体づくりにも強い味方になってくれます。
みかんはそのまま食べても十分美味しいですが、ちょっと余ってしまいそうという時もありますよね。そんな時は是非お料理に使ってみましょう!今回も料理家さやかさんにみかんを使ったレシピを教えていただきました。

ボリューム満点「クレソンとみかんのタリアータ」

<材料>

みかん … 2個

ステーキ用肉 … 100g

クレソン … 1束

ベビーリーフ … 適量

オリーブオイル … 大さじ2

お酢 … 大さじ1

塩 … 適量

コショウ … 適量

バルサミコ酢 … 適量

パルメザンチーズ … 適量

<作り方>

①ステーキ用の肉に軽く塩を振っておく。温めておいたフライパンに多めの油をひき、肉の表面を焦げ目がつくまで強火で焼いていく。

②両面に焼き色がついたら、フライパンからあげて寝かせておく。

③みかんを包丁で皮をむき、実だけにする。

④薄皮の部分を絞った果汁と、オリーブオイル、お酢、塩、コショウでフレンチドレッシングを作る。

⑤食べやすい大きさに切ったクレソン&ベビーリーフにドレッシングを和え、全体に絡んだらみかんも入れる。

⑥お皿に盛り付け、薄切りにしたステーキ肉を盛り付けたらお肉にバルサミコ酢をかける。

⑦お好みでパルメザンチーズをかけたら完成!

フレンチドレッシングにみかんの果汁を加えることで、全体の味にまとまりが出ます。市販のフレンチドレッシングにみかん果汁を加えるだけでもOKです。お肉は寝かせることでしっとりと柔らかくなりますので、あくまで表面だけにしっかりと焼き目をつけること。中までフライパンで焼きすぎないように注意してくださいね。

果実の甘みがさらに引き立つ「みかんのパエリア」

<材料>

みかん … 4個

米 … 3合

鯛 … 100g

エビ … 150g

あさり … 100g

ミニトマト … 10個

ズッキーニ … 1/2本

白ワイン … 30ml

オリーブオイル … 大さじ3

塩 … 小さじ1.5

サフラン … ひとつまみ

イタリアンパセリ … 少々

<作り方>

①みかんは2個を剥き実にし、2個を飾り切りにする。

②鯛に軽く塩(分量外)を振り、表面のみをバーナーかフライパンで軽く焼いておく。

③エビを軽く洗って背わたをとり、トマトは半分にカットしておく。ズッキーニは半月切りに。

④フライパンにエビと塩抜きしておいたあさりと白ワインを入れ、火が通ったらエビは取り出しておく。


⑤そこにミニトマトとズッキーニ、剥いたみかんを入れ、オリーブオイル大さじ3を加えたら、洗っていないお米を2合加える。

⑥お米がオイルをしっかり吸い込んだら、お湯に浸けて色出ししておいたサフラン水を2.5合分、塩を加える。

⑦グツグツと沸騰させながら水分がなくなってきたら鯛とエビ、飾り用のみかんを戻す。

⑧水分が飛んだら完成。彩りに刻んだイタリアンパセリをふったら出来上がり!

具材はお好みのものを入れてOKですが、エビと鯛は火を通しすぎるとパサパサになるので、最後に加えてください。みかんに火が通ることで酸味がまろやかになり、みかんの甘さが引き立ちます。魚介の旨みとの相性も良く、ごはんとも良く合いますよ!

お料理としてもいろいろ使えるみかん。ちょっと甘さが足りなかったなというようなみかんでも、ドレッシングや具材として大活躍します。ぜひこの冬は、いろんな方法で活用してみてくださいね♪

お求めはフジ・フジグランの青果コーナーでどうぞ。
※一部取り扱いのない店舗がございます。