【教えてレシピ】意外と簡単!旬の大根であったかごはん

2020.12.01

【教えてレシピ】意外と簡単!旬の大根であったかごはん

根菜類が美味しくなる冬。もちろん大根も例外ではありません。店頭には太くてみずみずしい大根がたくさん並んでいます。食べ応えもあるので、それだけで食べても、色々な食材と合わせても使いやすい大根は、色々な調理法で楽しみたいですよね。今回は下ごしらえもほとんどいらない、簡単レシピを料理家・さやかさんに教えていただきます。

水分をたっぷり含んだあま〜い冬の大根

エジプトでは4000年以上も前から栽培されていたという大根。今では1年中手に入りやすい大根ですが、旬は甘みがぐっと増す冬。アミラーゼやプロテアーゼなどの消化酵素をたくさん含んでおり、胃腸の調子がよくない時にも良いと言われています。
部位によっても味が異なるのも特長。葉に近い部分は甘みが多いので大根おろしなど生食で、真ん中から下の部分は煮込み料理に向いています。

実は下ゆで必要なし!「ふろふき大根」

<材料>
 
大根 … 1/2本
 
昆布 … 10センチ角
 
酒 … 大さじ2
 
砂糖 … 大さじ1
 
白味噌 … 大さじ4
 
みりん … 大さじ1.5
 
ゆず … 少々

<作り方>
 
①大根を5センチ幅に輪切りをし、厚めに皮をむく。煮崩れが気になる場合はピーラーで角をとる。

②早く均等に火が通るので包丁で十字に切れ目を入れておく。

③大根がひたひたに浸るくらいの水を入れたら昆布を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして10〜12分ほど煮込む。

④小さめの鍋に、白味噌、酒、みりん、砂糖を入れ、弱火でかきまぜながら煮詰めていく。
 
➄大根に火が通ったら皿に取り、味噌をかけて完成。

生のままの大根をそのまま茹でるだけでできちゃうふろふき大根は、昆布の旨味をしっかりと吸い、お味噌と食べるとじゅわ〜っと旨味が溢れ出します。お好みで最後に柚子の皮を削ってのせて。大根の鍋は強火で沸かしすぎると昆布の粘りやえぐみが出てしまうため、弱火でコトコトを意識してくださいね。

カサ増しにもなる?!「大根サンマごはん」

<材料>
 
大根 … 1/3本
 
白米 … 3合
 
サンマ … 1尾
 
みりん … 大さじ2.5
 
かつお出汁 … 3合
 
薄口しょうゆ … 大さじ1.5

<作り方>
 
①大根の皮をむき、1センチ角のさいの目切りにする。
 
②サンマは塩を振り、あらかじめ皮に焼き目をつけておく。

③洗って浸水しておいたお米を鍋に入れ、 同量のかつお出汁と調味料を入れたら、大根、サンマの順番に乗せる。
炊飯器の場合は目盛り通りに出汁を入れる。

④鍋に蓋をして火にかけ、沸騰するまで強火、沸騰したら弱火にして約20分。そのあと10分蒸らしてから秋刀魚の骨を取り、かき混ぜる。

生で食べても、煮ても焼いても美味しい大根。クセもあまりないので、いろんな食材とも相性抜群です。美味しくて体も喜ぶ大根をぜひたくさん召し上がれ!
 
お求めはフジ・フジグランの青果コーナーでどうぞ。
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