愛媛県産養殖真鯛「愛の瀬真鯛」。美味しさの秘訣を大解剖!

2020.08.25

愛媛県産養殖真鯛「愛の瀬真鯛」。美味しさの秘訣を大解剖!

愛媛県内のフジ全45店舗で開催されている、「愛媛県産養殖真鯛を食べて、地元を応援しようキャンペーン」。新型コロナウイルス感染症の影響で、国内外への出荷量が落ち込んでいる愛媛県産の養殖真鯛を応援しようと、フジが独自で始めたキャンペーンです!今回はそんな養殖真鯛がどんな環境で育てられ、どのようにお店まで届けられるのか、その秘密をご紹介します。

栄養豊富な海水が流れ込む愛媛県南予の豊後水道海域

愛の瀬真鯛が育てられているのは愛媛県の南予地方の八幡浜市、宇和島市、愛南町にある指定業者のみ。九州と豊後水道を挟むこのあたりの海域は、宇和海と太平洋からの海水が流れ込むリアス式海岸のため、プランクトンが豊富で鯛の生育環境にはとても適しています。

日焼け対策も必要だそうです。そのため、養殖筏(いかだ)のひとつひとつに暗幕をかけ、風が強い日や台風など荒天の日には全ての筏を見回り、つけたり外したり、365日、常に見守られています。稚魚から成魚になるまでの生育状態もデータできちんと管理されています。

なんともグルメ?!な鯛の餌

なんとこの餌、人間でも食べられるほどの安全な品質のものなのです。餌に緑茶カテキンポリフェノールや海藻の粉末を加えることで、鯛の健康を保ち、旨味もぐっとアップ!毎日養殖筏を確認して食べる量を決めています。

天然にも勝る真鯛。

今回取材をした大成水産さんでは、薬などを与えずに、通常の養殖よりも時間をかけてゆっくりと規格サイズになるまで育てられます。天然の環境に限りなく近いため、「天然にも勝る真鯛」と言われるのも納得の美味しさなんですよ。

透き通った白身、ぷりぷりとした弾力、口に入れると広がる鯛の甘みはまさに絶品!お刺身として味わうのはもちろん、焼いたり、揚げたりと様々なお料理で楽しめます。

鮮度抜群!水揚げされたら冷凍せずにお店へ。

美味しさの秘密には、鮮度の良さも欠かせません。「愛の瀬真鯛」は水揚げされたらその場でサイズごとに一匹ずつ手作業で選別。
瞬時にサイズを見分けるのも、まさにプロの技!

撮影したこの日は店頭イベントのために活魚車が登場!活きたまま活魚車に運び込まれフジ店頭へ向かいました。活魚車で運ぶ際はお店に着いてから神経締めをしてギリギリまで鮮度を保たれるように徹底しています。
もちろん手間はすごくかかりますが、皆さんに美味しく食べて欲しいからこそ。だからあんなに店頭でもピカピカに光る鯛が並んでいるのですね。

「愛の瀬真鯛」を食べて生産者を応援!

今回取材にご協力いただいたのは、八幡浜市にある大成水産さん。親子3代で水産業を営む地元でも老舗の水産会社です。

日々食卓に美味しい鯛を届けるために、過酷な環境の中で頑張っている生産者の皆さんを応援するためにも、ぜひ愛媛で育った「愛の瀬真鯛」を手にとってみてくださいね。