50周年記念誌
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COLUMN 2008松前町とまちづくりに関する協定を締結 「エミフルMASAKI」は、松前町の新しいまちづくりの一端を担うことが期待されていたため、松前町とフジはまちづくりに関する協定を結ぶことになり、平成19年5月30日、松前町役場で「松前町新市街地形成地区への商業施設立地に伴う協定書」の締結式が行われた。協定書の内容は ①両者が協力して道路、上下水道などの都市基盤を整備する。②大規模災害時にはフジが地域住民を支援する。③松前町民の積極雇用、地元農作物の販売や地元事業者からの仕入れを強化する。④ごみ減量化や省エネ、周辺環境美化に努める。⑤誘導員の配置など交通渋滞緩和に努める。など全部で14項目。白石勝也松前町長(当時)と尾﨑英雄社長は協定書に署名後、握手を交わし、「エミフルMASAKI」開設に向けての思いを一つにした。協定書に署名する白石勝也松前町長 (当時・左)と尾﨑英雄社長(平成19年5月30日)「BE PROUD」(誇りとなるまちづくり)を開発コンセプトにした4つのチャレンジ 「エミフルMASAKI」の周辺には松前町役場や公園、文化センター、駅などがあり、周辺施設と一体となってライフスタイルを提案する次世代型タウンセンターとしての役割が期待されたことから、ストアコンセプトを「BE PROUD」(誇りとなるまちづくり)とした。また「誇りづくり」の実現に向け、「MD」「環境」「運営」「販促」の4分野でそれぞれ新しいチャレンジを行った。 MD面のテーマは、「初」「発」をキーワードにした誇りづくり。上質な日常生活+αを基軸とし、「愛媛初・松山初・フジ初」「地域への情報発信」を念頭に、多彩な生活シーン・生活ニーズに対応した場を提供した。 環境面のテーマは、歩く楽しさを演出する誇りづくり。「人と緑と花香る、太陽の街」をコンセプトにSC棟内を「水のゾーン」「太陽のゾーン」「緑のゾーン」「花のゾーン」に分け、自然素材とカラーを組み合わせて空間を華やかに演出した。 運営面のテーマは、シンプル&ハイタッチによる誇りづくり。顧客満足・従業員満足・テナント満足の実現を目指し、低コスト・高効率オペレーションの整備を進めた。 販促面のテーマは、住民や利用者との対話による誇りづくり。お客様に満足していただけるよう、広場やエントランスを活用して常時イベントを行うほか、お客様参加型のイベントを強化した。開発コンセプト花のゾーン緑のゾーン太陽のゾーン水のゾーン

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