50周年記念誌
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店舗フォーマットの確立平成4年から「フジグラン」を積極的に展開し、平成7年からは「パルティ・フジ」の展開をスタートしたことで、店舗フォーマットの形が徐々に確立されていく。TOPICSDATA:1999年(平成11年)■ 大卒初任給:184,200円 ■ ヒット曲:Winter, again( GLAY)■ 映画:恋におちたシェイクスピア、愛を乞うひと■ ヒット商品:低価格パソコン、宇多田ヒカル■ 新語・流行語:雑草魂、ブッチホン、リベンジ10月、急逝した尾山謙造初代社長の後を受けて社長に就任すると、創業間もないフジの陣頭指揮を取り、昭和58年5月に代表取締役会長に就任するまでの10年間で、中四国地区屈指のチェーンストアをつくり上げた。会長時代は大所高所から経営を支え、昭和63年11月に名誉顧問に就任してからは、趣味の書道を通じてチャリティー活動を行うなど、生涯を通じ会社および地域にその身を捧げてきた。 10月26日、アスティ・フジ合同社葬が広島市でしめやかに執り行われた。開式にあたり、尾山悦造名誉顧問の足跡をつづった追悼映像「私を語る」の上映や、広島交響楽団による献奏などが行われ、荘厳な雰囲気の中、故人の人柄や功績が偲ばれた。瀬戸内のしまなみを菊花で配した祭壇(平成10年10月26日)瀬戸内しまなみ海道開通5月地域振興券の発行開始1月ヤフー︑日本向けのネットオークション開始9月改正男女雇用機会均等法施行4月フジグラン今治にシネマサンシャイン今治がオープン12月シネマスクエア7に登場したゴジラ(平成11年11月ごろ)ヴェスタザ・カジュアルグランフジ中商圏を設定し、ファッション性を持った衣料品とホームファッションを中心に普段の生活シーンを幅広く品揃えした店。ショップ展開やコーナー展開を取り入れ、普段の生活に関しての情報提供や新しい生活提案が必要。CSCの核。小商圏を設定し、カジュアルな衣料品を中心に、新鮮な普段のライフスタイルを、より手頃な価格で買える店。婦人、実用衣料を核部門として30代と50代を主客として展開。NSCの核。7~10万人の中商圏を設定し、ライフスタイルの幅や用途、品質レベルの幅を広く品揃えし、対面販売や側面販売を取り入れた店。地域のイベントや催事企画力も要求される食生活提案型のSSM。また、より専門的な食生活を提案するテナントミックスも必要。地域の基幹となるCSCの核。2~3万人の小商圏を設定し、食料品を中心に普段のくらしに必要な品を集めて展開するSSM。ショートタイムショッピングに適したセルフ販売を前提にした店。NSCの核。グランヴェスタ考え方1999年︵平成11年︶11月フジグラン宇部にシネマスクエア7がオープン3月宇部市にフジグラン宇部を開設2月フジグラン高知が改装︵増床︶オープン1月フジグラン丸亀起工式︵香川県1号店︶2月フジ山口チルドセンターが稼働4月フジ松山グローサリーセンターが稼働11月フジ松山チルドセンターが稼働9月㈱フォードフジと㈱フジオートが合併7月丸亀市にフジグラン丸亀を開設7月廿日市市にフジグランナタリーを開設9月ヴェスタ砥部店をヴェスタ砥部原町店に呼称変更10月伊予郡砥部町にパルティ・フジ砥部を開設2月㈱セトスイ・フードサービスがサンワ食品㈱を合併(出典:社内報 平成10年3月号)第一章軌跡History
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