50周年記念誌
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1967-19761987-19971998-20062007-20161977-1986-1966中央 田守夫社長フジショッピングスクエア三島店を改装︵増床︶オープンDATA:1990年(平成2年)■ 総人口:1億2,361万1千人■ 大卒初任給:157,300円 ■ ヒット曲:恋唄綴り( 堀内孝雄)、おどるポンポコリン(B.B.クイーンズ)■ 映画:ドライビング Miss デイジー、黒い雨■ ヒット商品:エコロジー商品、ファジー家電■ 新語・流行語:ファジィ、ちびまる子ちゃん(現象)1990[平成2年]1991[平成3年]売上高2、000億円を目指し中四国流通ネットワーク構想が始動稼働を始めた広島物流センター(平成2年5月) 多品種少量化が進行するにつれ、物流システムがますます複雑になる中、平成2年5月14日、広島県安芸郡坂町に新設した広島物流センターが稼働する。地下1階、地上3階建ての延床面積1万㎡の施設で、POS情報を元に「適時」「適量」「適品」納品の実現を目指し、ホスト・コンピューターを導入。荷物にバーコードステッカーを貼付し、入荷・出荷を店別に読み取り、自動的に仕分けるなど、ハード・ソフトウェアを駆使して物流の効率化を図った。 店舗については、5月1日にフジ南宇和店を増床し、「ファッション館」をオープンしたほか、10月5日にはフジショッピングスクエア三島店を増床オープンした。 この年の3月、東京株式市場は平均株価3万円を割り込み大暴落。いわゆるバブルの崩壊である。消費構造においても物価の上昇に伴い、買い疲れ感が見え始め、耐久消費財の個人消費が減退しつつあった。そのような中、この10年間精力的に推進してきた「瀬戸内リージョナルチェーン構想」をさらに拡大・昇華し、年間売上高2、000億円体制に向けた、より高度な「総合生活提案企業」に進化すべく、平成3年に「中四国流通ネットワーク構想」を新たな事業ビジョンとして打ち出す。 この構想実現のため、平成3年度の経営方針には「事業領域のスクラップ・アンド・ビルド」を掲げ、事業活動の再構築に取り組んだ。拡大・強化するものと、縮小・改廃すべきものを明確に分類。不経済・不採算・不合理な分野を徹底的に改善し、「投資対効果」の考え方に基づいたマネジメントの推進を強力に行うという指針を示した。この事業活動再構築の一環として、平成3年7月にフジ道後店を秋山豊寛が日本人初の宇宙飛行12月日経平均株価が1日で1︑161円下がり︑終値が3万5︑734円に︵バブル経済崩壊︶2月第1回大学入試センター試験実施1月東西ドイツ︑45年ぶりに統一10月松山市内店舗の営業時間延長︵閉店時間を午後7時から8時へ︶11月スイス・フラン建転換社債の発行10月初の女性課長誕生広島物流センターが稼働3月5月5月3月1990年︵平成2年︶㈱フジオートを設立5月フジ南宇和店を改装︵増床︶オープン
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