50周年記念誌
28/92

1967-19761977-19861987-19971998-20062007-2016-1966四国最大の工業都市新居浜に消費者待望の大型店オープン1976[昭和51年]フジショッピングスクエア新居浜店の看板には、新しいロゴマークが使われている(昭和51年6月) 創業以来、8年間で18店舗を出店し、愛媛県内全域に店舗網を拡大してきたが、大規模小売店舗法や昭和49年後半からの不況などの影響により、昭和49年11月1日開店のフジ川之江店を最後に1年以上、新規出店が止まっていた。しかしこの年の4月8日、待望の19号店として、松山市にフジ三津店がオープンする。昔から漁業と商業で栄え、古い街並みのイメージが強い三津地区だが、松山市中心部に比較的近く、郊外電車などの交通網が整備されていたことから、10年ほど前から新しい住宅地が広がり始め、さながら松山市のベッドタウンの様相を呈していた。 6月26日にはフジショッピングスクエア新居浜店がオープン。遡ること約6年前の昭和45年9月に1万4、300㎡の土地を取得し、県道新居浜角野線が開通するのを待ち、この日を迎えた。尾山悦造社長は6月19日に開催された竣工披露パーティーで次のように述べている。「『地域地域に奉仕するフジ』『豊かなくらしを推進するフジ』をモットーといたしておりますが、私は豊かなくらしとは物質面のみならず、心の豊かさをもお宅にお届けできるならば、これ以上の幸せはないと確信しております」。 新居浜市は江戸時代に開坑された別子銅山の時代から住友グループとの結び付きが深く、住友関連ロッキード事件発覚2月モントリオールオリンピック開幕7月9月女子社員資格試験制度の導入9月職能別資格試験制度の導入5月ロゴマークを変更松山市にフジ三津店を開設6月4月新居浜市にフジショッピングスクエア新居浜店を開設9月フジ湊町店を改装し︑サンメイトフジ銀天街としてオープンさかのぼ

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る