50周年記念誌
18/92

1967-19761977-19861987-19971998-20062007-2016-1966従業員と会社をつなぎ、仲間と交流を図る社内報創刊1970[昭和45年]オープン当時のフジ丸の内店(昭和45年3月)1月3月宇和島市にフジ丸の内店を開設 四国 愛媛で小売業のチェーン化を目指していたのはフジだけではない。ダイエーは昭和39年4月に四国1号店として大街道店を開店したのに続き、昭和45年12月には店舗面積9、127㎡の千舟町店をオープン。昭和43年3月、松山市一番町に松山いづみが、同年4月、湊町にニチイ松山店がオープンした。これらに老舗百貨店の三越松山店(昭和21年開店)と昭和46年に開店するいよてつそごうが加わり、ビッグストア時代を迎えた松山の小売業界の顧客獲得競争は、ますます激しくなっていく。 フジは、この年の3月14日に4号店となるフジ丸の内店を宇和島市中央町にオープンする。場所は商店街の一角で、前年6月まで丸の内百貨店があった建物をリース契約し、改装した。1階は食料品、2階は衣料品、日用品など、3階は玩具、家庭用品、食堂などの構成。フジ宇和島店とは700mほどしか離れておらず、両店舗が商店街を挟む形になることで、商店街の活性化も期待された。 フジのチェーン展開が拡大するにつれて、組織構成も急激に変化してくる。統一された意思伝達の必要性が高まり、1月に「フジ社内報」を創刊する。体裁はA4判、モノクロ、8ページで表紙には富士山の勇姿に加え、「フジの信条」としてフジ社内報を創刊フジ入社式︵松山55名︑宇和島13名︶3月5月十和創立20周年記念式典を開催大阪で日本万国博覧会開幕3月

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る