【教えてレシピ】春はやっぱり山菜!面倒なアク抜きなしのお手軽レシピ
2024.02.01
旬の食材を食べることは体にも大切なこと。春はほんの少しの期間しか味わえない山菜も楽しみな食材のひとつです。でも山菜をお料理するのに苦手意識を持つ人も多いようです。今回はそんな山菜でも手軽に取り入れられるレシピをご紹介します。
見た目もちょっと個性的な山菜たち
独特の苦味や香りにも特徴がある山菜。芽吹きのエネルギーを蓄えた山菜たちは栄養価もそれぞれ高く、食材が豊富ではなかった時代にも人々の命を支えてきたと言われています。下処理が大変そう・・・というイメージを持たれることも多いようですが、実はそうではないものもたくさんあります。今回は山菜の中から、こごみ・ふきのとうを使ったレシピをご提案。
クセになる食感「こごみとベビーホタテのゴマ和え」
<材料>
こごみ … 15本
ベビーホタテ … 80g
炒りごま … 大さじ3
酒 … 大さじ1/2
みりん … 大さじ1と1/2
砂糖 … 小さじ1
薄口醤油 … 大さじ2
<作り方>
①たっぷりの水にこごみを漬け、しっかりとほこりや汚れを落とす。茶色いワタや葉を丁寧にとっておく。
②沸騰したお湯に塩小さじ1(分量外)を入れ、こごみを約2分茹でる。
③冷水に取り冷やして色止めする。冷めたらキッチンペーパーで水気をしっかり取っておく。
④炒りごまを半分くらい潰れる程度にすりつぶす。そこに、酒、みりん、砂糖、薄口醤油を入れ混ぜ合わせたら、こごみとベビーホタテを加えて和えたら完成!
他の山菜に比べてアクが少なく食べやすいこごみ。シャキッとした中でもちょっとねっとりとした食感も特徴です。ごまの香りとベビーホタテの甘味が相性抜群。苦味も少ないのでお子さんでも食べられます。
ほんのり苦い大人の「ふきのとうのピザ」
<材料>
ふきのとう … 5個
冷凍ピザ生地(22cm) … 1枚
マヨネーズ … 大さじ2
麦味噌 … 大さじ1
粒マスタード … 大さじ1
ベーコン … 30g
モッツァレラチーズ … 50g
ピザ用チーズ … 30g
オリーブオイル … 適量
ブラックペッパー … 適量
<作り方>
①マヨネーズと麦味噌を混ぜ合わせ、そこに食べやすい大きさに切ったふきのとうを入れて全体に馴染ませる。
②ピザ生地に粒マスタードを塗り、その上にピザ用チーズを広げる。その上から①のふきのとうを全体に置いていく。
③短冊状に切ったベーコン、モッツァレラチーズを手でちぎりながらバランスよくトッピングする。
④最後にオリーブオイル、ブラックペッパーをのせ200℃のオーブンで10〜15分程度焼き色がつくまで焼いたら出来上がり♪
ふきのとうの苦味を、マヨネーズと麦味噌がマイルドにしてくれます。またピザ用、モッツァレラチーズの2種を使うことでコクも出るので、シンプルな食材ながらも食べ応えのあるピザになります。
意外とアレンジ自在な山菜
おひたしや煮物など定番メニューでも美味しいですが、実は色んなメニューに使える山菜。アレンジ次第でお子さんと一緒に楽しめる一品にもなります。旬の食材をうまく使って、元気に春からも過ごしましょう。
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