【教えてレシピ】この冬は、体をあたためる薬味をおかずの主役に!
2022.02.01
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薬味としてちょこっと使うことが多いみょうがや生姜。実はどちらも体を温めてくれる食材で、冬にこそ食べたい食材でもあります。
今回は、いつも脇役になりがちな”みょうが生姜をたっぷり使ったレシピ” をご紹介します。
食べるのは日本だけ?というみょうが
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数少ない日本原産の野菜であるみょうが。シャキシャキの歯触りと独特の香りが特徴で、その香りは「アルファ・ピンネ」という精油成分なのだそう。本州から沖縄まで全国に自生している野菜で、旬は夏ですが、現在流通しているほとんどが高知県でハウス栽培されており1年を通じて手に入りやすい野菜です。
レモンの酸味がさっぱり「イカとみょうがのレモン炒め」
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<材料>
みょうが … 4個
真イカ … 100g
レモン … 1/2個
オリーブオイル … 大さじ1
塩 … ひとつまみ
ブラックペッパー … 少々
【作り方】
①みょうがを斜め輪切りにしておく。
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②フライパンにオリーブオイルをひき、イカをさっと炒める。半生くらいに火が通ったら、みょうがを加える。
③全体が混ざったら、レモンを絞る。
④塩、ブラックペッパーで味を整えたら出来上がり!
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レモンは多すぎるかなと思うくらいたっぷりと!レモンの酸味成分でみょうがの色も鮮やかになり、酸っぱさはもちろんより一層食欲をそそります。サッと炒めるだけなので、みょうがのシャキシャキ食感もそのまま美味しく食べられます。
冬には欠かせない生姜
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その香りの成分「ガラノラクトン」、そして辛味成分「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」などが薬効を持つと言われ、紀元前300年前から保存食や医薬品としても使われていた生姜。殺菌成分や免疫力アップを助けてくれると言われています。新生姜が出回る時期は7〜8月の初夏の時期ですが、1年を通していつでも手に入りやすい食材です。
生姜の香りがさわやか「生姜とツナの炊き込みごはん」
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<材料>
生姜 … 50g
お米 … 2合
出汁 … 360ml
ツナ(水煮) … 1缶
酒 … 小さじ1
うすくち醤油 … 小さじ1
【作り方】
①皮をむいた生姜を千切りにしておく。
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②洗ったお米に分量の出汁をいれ、千切り生姜の40g、水気を切ったツナ、酒、うすくち醤油を入れて炊く。
③炊き上がりに残しておいた千切り生姜をのせたら完成!
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シンプルながらも、食べると鼻に抜ける生姜の香りがとてもさわやか。生姜は炊く分と、最後に乗せる飾り分の生姜があることで、さらに風味豊かに味わえます。お好みでまいたけやしめじ等キノコを入れるのもおすすめ。その際は一度フライパンで焦げ目がつくくらいソテーして水分を飛ばしてから入れると、味がぎゅっと凝縮して美味しく食べられますよ。
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体温が1度あがると、免疫力は5倍にもなると言われています。この冬は、体を温めるみょうがや生姜を普段の料理に取り入れて、免疫力を高めて元気に乗り切りましょう!
お求めはフジ・フジグランの青果コーナーでどうぞ。
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