【教えてレシピ】捨てるところなし!セロリを美味しく食べよう
2021.03.15
シャキシャキとした食感と香りが特徴のセロリ。サラダなど生で食べることが多いですが、火を通すと甘みが増しさらに美味しくなります。香りは少しマイルドになりますので、あまり得意じゃなかった人が、ペロリと食べてしまうこともありますよ。
今回も料理家のさやかさんに、手軽で美味しいレシピを教えてもらいました。
1年中店頭に並ぶようになった「セロリ」
香味野菜の筆頭として知られるセロリ。11月〜5月は「冬春セロリ」が、それ以外の時期は「夏秋セロリ」が出回ることが多いようです。最近では沖縄産の「塩セロリ」も。サンゴが含まれたミネラルが豊富な土壌で育った塩セロリは、ほんのり塩味がします。
葉の部分にはビタミンB1やB2が、その他にもβカロテンやビタミンC、食物繊維が豊富です。苦手な人が多い香りには、リラックス作用があると言われています。
葉っぱから水分が蒸発していくので、冷蔵庫で保存する際は、葉っぱと茎を分けておくと長く持ちますよ。
サクッと香ばしい「セロリの葉の天ぷら」
<材料>
セロリの葉 … 1本分
小麦粉 … 100g
ベーキングパウダー … 小さじ1
<作り方>
①小麦粉とベーキングパウダーを冷水でとく。
②セロリの葉に小麦粉を軽くはたき、衣をくぐらせて、180℃くらいの油に落とす。
③衣が固まるまでは触らず、固まったらひっくり返して緑が綺麗なうちに油から上げたら完成!
両面の衣が固まったら完成。パラパラと塩をかけるだけでも美味しいですが、カレー粉と塩を混ぜたカレー塩はさらにセロリの香ばしさを引き立ててくれます。ささっとできるので、もう一品欲しいという時にも重宝します。
隠し味はピーナツバター!「セロリのエスニック炒め」
<材料>
セロリ … 1本
豚ミンチ … 120g
オイスターソース … 小さじ2
ナンプラー … 小さじ1
ピーナツバター … 小さじ1/2
塩コショウ … 適量
<作り方>
①セロリの大きな筋を包丁でとってから、葉っぱまで全てを斜め切りにザクザクとカットしていく。
②フライパンに油をひき、豚ミンチを入れ色が変わる前に全体に塩コショウをふる。
片面の色が変わり香ばしく焼けたら、ひっくり返して豚ミンチをほぐしていく。
③豚肉に火が通ったら、セロリの茎の部分を入れる。セロリが半透明になったら、葉っぱを足す。
④全体に火が通ったらナンプラー、ピーナツバター、オイスターソースを加えたら出来上がり!
セロリとナンプラーの香りがマッチして、一気にエスニック風味に。オイスターソースの甘みと、ピーナツバターの香ばしさが全体をまとめ上げ、シンプルな炒めものがお店の味のような美味しさになります。白ごはんとの相性も抜群なので、お子さんもバクバク食べてくれること請け合いです。
セロリを使った料理に苦手意識がある方も、揚げるだけの天ぷらや豚肉と炒めるだけのエスニック炒めならトライしやすいですよね。ぜひ、この春はチャレンジしてみませんか?
お求めはフジ・フジグランの青果コーナーでどうぞ。
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