【教えてレシピ】食卓華やぐ、真っ赤なフルーツトマトを使ったメニュー
2020.03.30
トマトといえば夏!のイメージが強いですが、実は春に旬を迎えるフルーツトマト。品種ではなく、通常のトマトよりも生育時の水分を制約して育てることにより、糖度を高めたものをフルーツトマトと呼びます。
そんな”フルーツトマトを使ったレシピ”を、今回も料理家さやかさんに教えてもらいました。
まるでスイーツ!その甘みと歯ごたえが特徴
一般的なトマトの糖度は4〜5度と言われていますが、フルーツトマトは糖度10度以上のものもあります。一般的な柑橘類、スイカ、梨などの果物とほぼ同じなんです。噛んだ時のパリッとする歯ごたえと、ジューシーな果肉はまさに感動モノ!
フジの青果コーナーで取り扱うフルーツトマトは、トマトの名産地として名高い高知の中でも、土壌作りにこだわり高糖度で高品質なフルーツトマトの生産に取り組む「高知県産 夜須のフルーツトマト」を使用しています。
ダイレクトに味わう!フルーツトマトとじゃこみょうがのサラダ
フルーツトマトをまずは生でダイレクトに味わうサラダ。大葉やミョウガの香りともベストマッチです。
【材料】
フルーツトマト … 3個
ちりめんじゃこ … 30g
みょうが … 2個
大葉 … 5枚
オリーブオイル … 大さじ3
ポン酢(柑橘系のもの) … 大さじ3
塩ひとつまみ
【作り方】
①フルーツトマトを8ミリ〜1センチ程度にスライス状にカットする。ミョウガは粗みじん切りに、大葉は千切りにしておきます。
②フライパンでオリーブオイルを熱し、カリカリになるまでちりめんじゃこを揚げ炒めます。
③今回はお手軽ドレッシング!
ちりめんじゃこと、炒めた油を分け、油にポン酢を加え塩をひとつまみ入れてドレッシングに。
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ポン酢はゆずやレモンなど柑橘系のものを使うとフルーツトマトとの相性抜群。
他にも醤油大さじ2とレモン汁大さじ1を合わせてもOK。
④お皿にフルーツトマト、みょうがをのせ、ドレッシングを回しかける。最後にちりめんじゃこと大葉をトッピングしたら完成!
フルーツトマトの風味と、柑橘系の香り、そしてじゃこの香ばしさがよく合います。薬味も爽やかなので、食欲があまりない時でも食べられちゃいますよ。
甘酸っぱさがクセになる!フルーツトマトと卵のサンラータン風
しっかりした果肉が特徴のフルーツトマトだからこそ、加熱をしてもしっかりトマトの風味を味わえます。
【材料】
フルーツトマト … 4個
鶏むね肉 … 100g
卵 … 2個
酢 … 大さじ3
酒 … 大さじ1
薄口醤油 … 大さじ3.5
しょうが … ひとかけら
塩・コショウ・ゴマ油 … 適量
【作り方】
①鍋に酒、塩をひとつまみ入れ、沸騰したら鶏むね肉を入れます。すぐに火を消し人肌になるまで放置!(こうすることで柔らかくてジューシーなムネ肉に♪)
手で触れるようになったらほぐしておきます。茹で汁はそのままスープに使いますので、捨てずに。
②フルーツトマトの皮の湯むきをします。
フルーツトマトのお尻のほうに十字に切り目を入れ、熱湯の中にくぐらせすぐに冷水に取り、皮を剥いたら食べやすい大きさにカット。
③鶏の茹で汁を再度沸かし、鶏むね肉、カットしたフルーツトマト、しょうがの千切りを入れ、溶き卵を回し入れます。
④最後に酢を回し入れ、塩、コショウなどで味を調えて完成。
火を通すことでフルーツトマトの甘みもアップ。ふわふわの卵と、フルーツトマト、スープの酸味がよく合います。ムネ肉も入っているので食べ応えも十分なごちそうスープに。フルーツトマトは皮がしっかりしているので今回は湯むきしましたが、気にならない人はもちろん湯むきの手順を省いてもOKです。
トマトの青臭さが苦手・・・という人でも食べられちゃうことが多いフルーツトマト。
旬の今こそぜひ、味わってみてください♫
お求めはフジ・フジグランの青果コーナーでどうぞ。
※一部取り扱いのない店舗がございます。