フジレポート2022
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0505お客様にとって本当に価値ある商品・売り場づくりを目指し、フジでは2020年度より独自のシステムを導入しました。いわゆる「DX推進」の一つです。これまで私たちは「この商品は、こういった方が購入するだろう」など、従来の考え方を元に仕入れや売り場提案をしている傾向がありました。しかし、データを蓄積し、それを分析することにより、お客様のリアルな購買行動が科学的に読み解けるようになってきました。また、よりタイムリーに適正なコストで商品を店頭に届けることができるよう物流品質を向上させるための取り組みも進めました。加えて、これまで店舗で対応していた生鮮食品の商品加工の一部をセンターに集中させたことにより、店舗では「もっとお客様に喜んでいただくため」のアイデア出しや、取り組みの推進に傾注する時間に充てることができるようになっています。我々流通小売業は、環境負荷の大きいビジネスのひとつです。店舗の機能や快適な環境を維持する上でも、常時かなりの電力を使います。物流においても多くの石油資源を使用し、商品パッケージには石油由来のプラスチックを使っているものが多くあるのも事実です。フジでは「ESG経営」に、引き続き注力していきます。近年、自然災害が頻発し環境問題がより注目されるようになってきました。子供達の将来を、地球の未来を皆が一緒になって考えないといけない時代になっていると私たちは考えています。企業も市民としての社会的責任を果たすということがこれまで以上に求められています。持続可能な社会を創るために「脱炭素社会」「循環型社会」の実現に向け、様々な施策を進めていきます。私たちが目指しているのは、「ここまでやってくれると思わなかった、ありがとう」「そうそう、これが欲しかった、ありがとう」というような、お客様の期待値を超えられるような商品やサービスの提供です。例えば、食事に関しても「簡単に」「美味しく」「リーズナブルに」という、様々なニーズに応えたい。今の商品をどう進化させていくのか、そのことを常に考え、仮説を立てて一つの形にして提供する。そしてお客様の反応を見て、そこからまた改善の手を入れていく。そういったことを地道に繰り返すことがお客様からの評価につながると考えています。着実に、丁寧に取り組み、もっと!「この街に、あってよかった。」の実現を目指します。2024年3月、フジはマックスバリュ西日本株式会社と合併し新会社を設立する予定です。「地域とくらしに貢献したい」と願う2つの企業が一緒になることで、様々な課題の解決能力が格段に向上すると考えています。魅力のある店舗づくりはもちろんのこと、雇用の創出、一次産業等の協働推進など、地域経済の活性化にも貢献できると確信しています。FUJI NEXT VISION積極的なDX推進や物流改善で、より価値ある売り場づくりを目指す脱炭素社会、循環型社会の実現に向け、ESG経営を推進お客様の期待値を超えるために 地道に丁寧に、改善を繰り返す地域とお客様のくらしを支え、もっとも地域に貢献する企業集団へいいお店のある街は、住みたい街。楽しく新しい、店頭の価値づくりへ。

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